「zozotown」や「Amazonファッション」は、おしゃれ初心者が利用すべきではありません。
と言うのも、上記のショップは『商店街』なのです。
商店街にあるお店は一つではありません。Tシャツが一着2000円の店もあるし、一着30000円の店もあります。スーツに近い大人っぽい服が売っている店もあれば、アウトドアに適したカジュアル服が売っている店もある。
おしゃれ初心者が選ぶべきは「商店街」ではなく「1つのショップ」です。なのに、初めて通販を使う人は「目につくから」という理由だけで商店街を使ってしまいます。
今回は「zozotown」や「Amazon」「楽天」などの大手ショップを避けるべき理由と、選ぶべき直販ストアについて解説します。
「zozotown」や「Amazon」は商店街である
「zozotown」や「Amazon」というお店がある訳ではありません。
例えば、zozotownならば、7200以上のブランドショップが掲載されています。国内の有名ブランドならば、ほとんど掲載されていると言っても過言ではありません。
これは、おしゃれ上級者にとっては非常にありがたいサービスです。
お気に入りのブランドを自宅で購入できる上に、他のアイテムと比べることも出来る。zozotownは、日本のファッション好きにとって必須の存在になりました。
しかし、おしゃれ初心者にもオススメかと言われると、決してそうではありません。
理由は3つ。
【1】アイテムの方向性がバラバラ
→「10代向け」の次のページが「30代向け」だったり、「無難なシャツ」の横に「ド派手なシャツ」が並んでいる。
【2】価格帯がバラバラ
→「3000円のシャツ」と「2万円のシャツ」が同じ画面に掲載される。
【3】アイテム単品の画像しかない
→直販ではないため、掲載画像が少ない。多くは最低限の画像のみ。
1つずつ詳しく解説していきます。
【1】アイテムの方向性がバラバラ
zozotownには7200ものブランドがあるのです。方向性が同じな訳がありません。
先月なんとなく見てたページと、今日見たページでは雰囲気が全然違うのです。同じ「zozotown」でも、同じようなアイテムが買える訳ではありません。
反対に、zozotownに所属していない「直販ストア」ならば、アイテムの方向性は一貫しています。
例えば「スプートニクス」です。
スプートニクスは、大人っぽいキレイめコーデに特化した直販ストアです。販売されているアイテムは、全て、
- シンプル
- 大人っぽい
- キレイめ
などのコンセプトに沿っているため、スプートニクスで私服を揃えれば、嫌でも大人っぽいコーディネートが完成します。
スプートニクスのアイテムが好みではなくても、
「あなたの好みに合う直販ショップ」
は必ず存在します。
zozotownやAmazonで何となく服を買うくらいならば、「ここのアイテムなら間違いない」という直販ショップを探すのが正解です。
【2】価格帯がバラバラ
アイテムの方向性と同じく、アイテムの価格帯もバラバラです。
例えば「オックスフォードシャツ」です。
オックスフォードシャツは、メンズの私服として欠かせないアイテム。春夏は主役として、秋冬はインナーとして年中活躍します。zozotownで見てみると、
- 2,000円のシャツ
- 37,800円のシャツ
が同じように並んでいるのです。2,000円のシャツと、37,800円のシャツでは対象年齢もクオリティも全然違います。だけど、同じように並んでいるのです。
反対に、直販ストアならば、アイテムの価格も統一されています。
先ほど紹介した「スプートニクス」をもう1度見てみましょう。
スプートニクスのシャツならば「3000円〜5000円」の価格帯で統一されています。
それに応じて、
- パンツは8000円前後
- 春秋アウターは6000円前後
- 冬アウターは1万5000円前後
以上のように全体の価格帯が統一されています。そのため、シャツの価格帯に満足できるのなら、他のアイテムも迷わず購入できるようになっているのです。
アイテム単品の画像しかない
zozotownには、アイテムの画像が数枚しか載っていません。
そのため、着こなしや細部のデザインを知ることは難しい。1枚の画像だけでコーディネートを思い浮かべられるのなら良いのですが、おしゃれ初心者には少し難易度が高い。
反対に、直販ストアならば、載せられるだけの画像を掲載してくれています。
先ほどから何度も登場している「スプートニクス」を改めて見てみましょう。
スプートニクスの「オックスフォードシャツ」 のページには、着用画像以外にも様々な画像が掲載されています。正面からだけでなく、襟元や袖口、染め方のこだわりまで載っています。
また、着こなしの画像も数えきれません。
1枚着だけでなく、アウターにしてみたり、インナーにしてみたり。ニットの下に着用した画像まで掲載されています。おしゃれ初心者には、こういったコーディネート画像が必要になるのです。
まとめ
「zozotown」や「Amazon」は商店街です。
1つのお店ではなく、数えきれないほどのショップが乱立しています。そのため、おしゃれ初心者には優しくない3つの特徴があるのです。
- アイテムの方向性がバラバラ
- アイテムの価格帯がバラバラ
- 掲載されている画像が少ない
そのため、おしゃれ初心者には、上記3つの特徴と真逆の条件を持つ「直販ストア」がおすすめです。
文中では「スプートニクス」を例に出しましたが、
メンズスタイル公式通販
→女子モテに特化した通販ショップ。20代〜30代
D collection公式通販
→流行を意識した通販ショップ。10代〜20代
メンズファッションプラス公式通販
→コーディネートを一式買える「マネキン買い」に特化した通販ショップ。10代〜30代
などを筆頭に、人気の高い直販ストアは数多く存在します。
是非、「zozotown」や「Amazon」以外のお気に入りショップを見つけてみてください。
この記事ははじめてのネット通販ガイドの【第3回】です。
他のページをご覧になりたい方は、以下からどうぞ。
【第1回】
おしゃれ初心者に通販サイトをおすすめする理由
【第2回】
通販で失敗しないコツ
【第3回】(今のページ)
「Amazon」や「zozotown」を避けるべき理由
【第4回】
メンズ服の通販サイトまとめ
【第5回】
通販で使うクレカの選び方