「夏は、足下がダサいと全部ダメになる」
これは否定できない事実です。
と言うのも、夏のメンズファッションはアイテムの数が絶対的に少ない。
- トップス
- パンツ
- シューズ
の3つが基本です。そのため、1つ1つのアイテムが持つ印象が大きく、1つでもダサいアイテムがあると全体に大きなダメージを与えてしまう。
そこで今回は「おしゃれな夏シューズの選び方」をじっくり解説します。
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夏シューズ選びの基本
夏のメンズシューズ選びには、2つのポイントが存在します。
- おしゃれ
- 涼しい
当たり前のポイントですが、1つずつチェックしていきましょう。
おしゃれ
夏は、1年の中でアイテム数が最も少なくなる季節です。
基本的には、
- トップス
- パンツ
- シューズ
この3つしかありません。
そのため、1つでもダサいアイテムを使うとコーディネートに致命的なダメージを与えてしまいます。
春秋冬よりも、さらに気を使ってシューズを選びましょう。
涼しい
おしゃれだったら、何でも良い訳ではありません。
例えば、レッドウィングのベックマンは全世代に好かれる定番ブーツですが、夏にはどう考えても場違い。見てるだけで暑苦しい。
夏のシューズは、
- 素材
- デザイン
- 丈感
などで「涼しさ」を実現するのが大切になるのです。
王道のサンダル系
「夏のシューズ」として、確固たる地位を確立しているのが『サンダル』です。
サンダルの長所は何と言っても、
- 手軽
- 涼しい
この2つ。
裸足でスッと出かけられる手軽さは、サンダルだけの利点と言えます。
ただ、それ故に、どうしてもコーディネートは手抜きっぽくなりがちですし、歩きやすさも最低限です。
そのため、シチュエーションやコーディネートをしっかりと見極めることが大切になります。
コルクサンダル
2017年、2018年の王道サンダルとして、強い支持を集めているのが「コルクサンダル」です。
コルクサンダルとは、文字通り、底面がコルクで出来たサンダルのこと。
クッション性に優れ、フィット感も抜群のため、「歩きやすいサンダル」としてメンズファッション界に広く浸透しています。
また、コルクサンダルは「BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)」と言う老舗ブランドが圧倒的なシェアを誇っています。
世の中には安価なコピー品も出回っていますが、どうしても「ビルケンシュトックのパクり」と呼ばれてしまいがちなので、もし購入するなら正規品がオススメです。
特に、30代以降の方は。
レザーサンダル
コルクサンダルと並ぶ、メンズファッション界の定番サンダルが「レザーサンダル」です。
レザーサンダルは、全面がレザーで出来たサンダルのこと。
コルクサンダルに比べると、大人っぽく、キレイめコーディネートを作るのに向いています。
ただ、キレイめコーデを作れるのも、あくまでも「サンダルの中では」という話。
後述の「エスパドリーユ」や「ローファー」の方が、より一層キレイめコーデを作ることが出来るのです。
そのため、
- サンダル自体はカジュアルなアイテム
- サンダルの中ではキレイめなアイテム
という微妙な立ち位置のレザーサンダルは、2017年において人気が低迷しつつあります。
大人っぽいスリッポン系
「おしゃれな夏シューズ」の大本命が「スリッポン系」の靴です。
【スリッポンとは?】
正式名称は「SLIP-ON(スリップ オン)」
靴ひもや金具などが付いておらず、足を滑らせるよう(スリップさせるよう)に履ける靴のこと。
通常の革靴に比べると、
- 手軽
- 涼しい
が特徴のため、夏の大人っぽいキレイめコーデを作るのに適しています。
エスパドリーユ
スリッポン系のシューズの中でも、20代〜30代に圧倒的な人気を誇っているのが「エスパドリーユ」です。
エスパドリーユは、底が麻で出来たスリッポンのこと。
裸足で履ける唯一の靴と言っても過言ではなく、それ故に、
- 快適性
- 大人っぽさ
の両方を実現することが出来ます。
2017年、2018年における夏シューズの大本命と言っても過言ではありません。
ローファー
夏に履ける最も大人っぽいシューズが「ローファー」です。
ローファーは、一般的な革靴からヒモを排除したシューズのこと。
涼しさではエスパドリーユに劣りますが、ヒールがあるため脚長効果は抜群。
デザインもシャープなため、夏のキレイめコーデや、ビジネスカジュアルスタイルで大活躍するシューズです。
機能性重視のスニーカー系
「夏のためだけにシューズを買うのはなぁ…」
そんな風に考えている人にオススメなのが「スニーカー」です。
はっきり言って、「夏のおしゃれさ」だけで言えば、前述のサンダルやスリッポンに劣ってしまいます。
しかし、スニーカーには、
- 歩きやすい
- 1年中使える
という明確な利点が存在するのです。
ローテクスニーカー
「おしゃれなスニーカー」として、ここ10年ほど変わらぬ人気を誇っているのが『ローテクスニーカー』です。
【ローテクスニーカーとは?】
シンプルで素朴なデザインのスニーカーのこと。
「ローテク」は「ロー・テクノロジー(技術が使われていない)」を指し、競技用のスポーツシューズ(ハイテクスニーカー)の対義語として使われる。
ローテクスニーカーの魅力はどんな服装とも合わせられることです。
- 夏のハーフパンツスタイル
- 春秋のジャケットスタイル
- 冬のコートスタイル
ここまで履き回し力に優れたシューズはローテクスニーカー以外には存在しないのです。
また、ローテクスニーカーは、コンバース社の「オールスター」が絶大な人気を誇っています。
- 5000円前後で買える
- カラーバリエーションが豊富
と、色違いで何足も持つ人も多いほどの人気アイテムです。
ハイテクスニーカー
ここ2,3年で人気が急上昇しているのが「ハイテクスニーカー」です。
【ハイテクスニーカーとは?】
最新技術を搭載した、機能性に優れたスニーカーのこと。
「ハイテク」は、「ハイ・テクノロジー(高度な技術)」を指す。
ハイテクスニーカーは、「おしゃれ」と「ダサい」が紙一重のアイテムです。
と言うのも、
- ダサい人が履く運動靴
- おしゃれな人が履くハイテクスニーカー
双方のデザインは非常によく似ています。むしろ、デザイン単位で言えば、ほとんど違いはありません。
そのため、おしゃれ初心者にはオススメできないアイテムです。
それでも、ハイテクスニーカーを選ぶのならば「ニューバランス」がおすすめです。
ニューバランスは、ハイテクスニーカーブームと同時に人気が爆発したシューズブランド。
そのため、
ニューバランス=おしゃれ
に近いイメージが完成されていて、気軽にコーディネートに取り入れることが出来ます。
まとめ
夏のメンズシューズで悩んでいるなら、
涼しさ最優先で「コルクサンダル」
おしゃれ度最優先で「エスパドリーユ」
歩きやすさ最優先で「ローテクスニーカー」
を選べば間違いありません。
また、夏のメンズファッション全般に関しては別記事で解説しています。
興味がある方は、以下の記事をどうぞ。