大学生の腕時計
大学生の持つ小物の定番と言えば、腕時計。
社会人になって、スーツを着ても使える数少ないアクセサリーと言うこともあり、在学中から腕時計にこだわる学生も増えてきました。
しかし、いざ腕時計を買おうと思っても、三針?クロノグラフ?どれが流行り?と時計に対する知識は不足しがち。
そんな大学生のための腕時計の基礎知識、お話します。
アナログか、デジタルか
腕時計を選ぶときに、最初に注目すべきはアナログとデジタルのどちらを選ぶのかということ。
アナログ時計とは、文字盤と針で時間を示した時計のこと。
デジタル時計とは、画面に数字を表記させて時間を示した時計のこと。
大学生には、服装やシチュエーションを選ぶデジタル時計よりも、服装を選ばず、スーツにも付けられるアナログ時計の方が人気です。
ここからはアナログ腕時計の説明です。
三針か、クロノグラフか
アナログ時計にもいくつか種類があります。
大学生が悩むところでは、三針かクロノグラフか。
三針(さんしん)とは、その名の通り、秒針、長針、短針の三つの時計で形成された腕時計のこと。
おとなしいデザインが多いため学生にはあまり好かれませんが、流行り廃りのない腕時計の全ての基本となるデザインです。
また、おじさん受けは抜群のため、就活では三針時計を推奨している就活塾もあります。
クロノグラフとは、腕時計にストップウォッチ機能を付けたものですが、一般的な認識としては、「文字盤に小さな円がいくつかある時計」くらいのものです。
シンプルな三針時計に比べると、文字盤のデザイン性が高まり、比較的大きなものが多いため大学生には人気の時計です。
メタルベルトか、革ベルトか
また、ベルトの部分が金属か革かでも好みが分かれます。
上記で紹介したものは全てメタルバンドのもの。チタンやステンレスなどの素材で作られています。
劣化が少なく、最初はサイズ調整の手間がかかりますが、それ以降はメンテナンスなしで使い続けることが出来ます。
対して、革ベルトはサイズ調整の必要はありませんが、汗や水などに弱く、数年ごとの交換が必要になります。
大人っぽさや高級感はありますが、おっさん臭いとも思われがちで、大学生の大多数はメタルベルトの腕時計を選びます。
また、メタルバンドの腕時計は安価なものでも素人が見る分にはパッと見で分かりませんが、革ベルトの腕時計は安いものだとすぐにバレるという背景もあります。
文字盤の色
腕時計の文字盤の色はここ10年で劇的に増えました。
基本となる色は白か黒ですが、カジュアルな私服に付けることが多い大学生には、青や赤などの色が人気です。
就活で使える腕時計
学生の多くは、就活を見越して時計を選びます。
就活で使う腕時計として一般的なのは、
- 三針、クロノグラフどちらでも可
- メタルベルト
- 文字盤の色は、黒、白、青
という条件。
上記に当てはまるものを普段用として購入する学生が多い一方で、就活用と普段用は完全に別にして購入する学生もいます。
今では、就活で使えるような腕時計が3000円以内で購入できるので、それもありかもしれません。
大学生に人気のブランド
大学生に人気のブランドとして挙げられるのが、セイコー、シチズン、カシオの国内大手三社。
価格帯は数千円から数十万円までと幅広く、性能に間違いもないため、何十年も前から変わらぬ人気を誇っています。
ただ、上記三社は比較的シンプルなデザインが多いため、物足りないと感じる学生も多く、そういった学生は、ポールスミスやディーゼル、フォッシルなどのアパレルブランドの時計を好みます。
もちろん、自分の好きな時計を購入すれば良いのですが、社会人になってからも使うのであれば、スーツに合うデザイン的にも年配の方からの印象的にも腕時計メーカーの時計がオススメです。
まとめ
腕時計はお洒落の一環としても、社会人の常識としても、ステータスの証明としても、多くの日本人が避けては通れないアイテムの一つです。
学生のうちに知識を持ち、腕時計を所有しておくことは、その先の人生を有利に進めることが出来るかもしれません。
(記事中のAmazonの値段表記は記事作成時のものです。大半の商品が値引きされているので、価格に変動がある可能性があります)