大学生のブーツ
大学生になってブーツに初挑戦する人が増えています。
スニーカーならコンバース、ナイキ、アディダス、ニューバランスetc
スポーツブランドが大半のため定番ブランドも分かりやすいですが、ブーツだとそうはいきません。
ブランド名を全く知らない人も多いと思います。
そこで大学生の定番ブーツを五種類紹介します。
大体、人気順です。
レッドウィングのワークブーツ
大学生に最も人気が高いのがワークブーツ。
本来は、ワークコーデなどの無骨な男らしいスタイルで好まれるアイテムでしたが、
人気の上昇に伴い、キレイめコーデの「はずし」としての利用も増えています。
また、レッドウィングのワークブーツが絶大な人気を誇る理由は、デザインもさることながら履けば履く程「アジ」が出てくる点にあります。
一般的なアイテム、アウターでもパンツでもブーツでも全ては消耗品です。大切にしていても数年で使えなくなるものがほとんどです。
しかし、レッドウイングのワークブーツはしっかりと革の手入れをして、ソールを張り替えれば何十年も履き続けることが出来ます。
それどころか、色が落ち、くたっとしてきた方が最高に「渋い」と感じる人が多いのです。
もっとも、レッドウィングのブーツは時代によって色あせることの無い「名品」ですが、値段は2万円〜3万円と安くはありません。
その普遍的なデザインゆえに、似た様な商品があちこちから販売されているため、大学生はレッドウィングを買わずに安価な類似品を買うことが多いようです。
ちなみに、こちらの「レッドバード」のワークブーツは、4200円。
購入した訳ではないのではっきりとは言えませんが、デザイン的には本家とほとんど違いはありません。
ブランドに拘らないのであればこれで充分ですが、革の質や履き心地は値段相応だと思われます。
ティンバーランドのマウンテンブーツ
レッドウィングのワークブーツと人気を二分しているのが、ティンバーランドのマウンテンブーツ。
【Amazon】ティンバーランド マウンテンブーツ 22000円
(ティンバーランド社は、その留め具の形状から「レースアップブーツ」と記載していますが、デザイン的には「ワークブーツ」や「マウンテンブーツ」に分類されるので、「マウンテンブーツ」と呼ばせて頂きます。)
本来は、その圧倒的な存在感からB-BOYスタイルなどで好まれていましたが、
今ではカジュアルからキレイめまで多くのスタイルで好まれています。というか、「大学生ならとりあえずティンバー履いとけばオッケーッ」的な風潮があります。
とは言え、やはり基本はキレイめよりもカジュアル。
細身のパンツよりも太めのパンツと合わせた方がお洒落には履きこなすことが出来ます。
また、こちらのブーツもレッドウィングのワークブーツと同じく、類似商品が多く出回っていますが、普遍的なデザインのワークブーツと違い、ティンバーランドのマウンテンブーツの類似品は「パクり」丸出し。
よほどの事がない限りは避けた方が無難です。
クラークスのデザートブーツ(チャッカブーツ)
上記2つがカジュアル主体のボリューミーなブーツだったのに対して、こちらはキレイめメインでも使えるスマートなブーツです。
本来はカジュアルなブーツでしたが、そのスマートな形状から最近ではジャケットやカーディガンと合わせたキレイめのスタイルでの人気が高まっています。
こちらのブーツも上記二点と同じく、探せば他ブランドの安価商品がいくらでも出てきます。
ただ、クラークスのデザートブーツは「定番」ですが、レッドウィングのワークブーツやティンバーランドのマウンテンブーツと違って、そのデザイン自体をクラークスが作った訳ではありません。
デザートブーツ(チャッカブーツ)のデザインは、随分昔から普遍的に存在したものです。
そのため、「パクり」という概念もありません。
嫌な言い方になりますが、安物を買っても一番バレにくいのはデザートブーツです。
逆に、クラークスより高価なデザートブーツも数多く存在します。
レッドウィングのエンジニアブーツ
ワークブーツに比べると人気は劣りますが、「無骨さ」を演出するためにはワークブーツよりも好まれるのがエンジニアブーツ。
【Amazon】レッドウィング エンジニアブーツ 41790円
「どんな服装にも合う」なんて口が避けても言えませんが、ワークコーデやバイカースタイルなどの「無骨な」「男らしい」コーディネートには抜群の相性を誇るブーツです。
値段も4万円越えと、市販されているブーツの中では相当高価な部類に入りますが、靴底さえ交換すれば20年は履けると言われるほど良質な革が使われています。
余談ですが、本来エンジニアブーツは事故が起きやすい過酷な状況で履くためのブーツだっため、足先を守る「鉄板」がつま先に入っています。
安価なエンジニアブーツやアパレルブランドのエンジニアブーツには入っていませんが、歴史深いレッドウィングのエンジニアブーツにはもちろん鉄板が組み込まれています。
「軽自動車くらいになら踏まれても平気」「ちょっとした石なら蹴り砕ける」なんて噂もチラホラ(試すなら自己責任でお願いします)
そのため、アメリカのギャングなどの路上でケンカする人はエンジニアブーツを好む傾向にあるようです。
ちなみに、こちらもワークブーツと同じく、見た目はそっくりで安価な商品が数えきれないほど出回っています。
レースアップブーツ
キレイめスタイルが好きな大学生から支持を集めているのは、レースアップブーツ。
【Amazon】シップスジェットブルー レースアップブーツ 11025円
レースアップブーツはこれまでのブーツと違い、「定番のブランド」はありませんが、
「ユナイテッドアローズ」「ジャーナルスタンダード」「シップス」「ナノユニバース」「アーバンリサーチ」などのお洒落な大学生が好むブランドからは毎シーズン新作が出るほどのキレイめブーツの「定番デザイン」です。
キレイめにもカジュアルにも使えるブーツですが、やはり細身で合わせたキレイめコーディネートが最も映えるブーツです。
また、レースアップブーツの着こなしの特徴はパンツの裾をブーツの中に入れてしまう「ブーツイン」
ワークブーツ、マウンテンブーツ、エンジニアブーツは太めのパンツと合わせることが多く、デザートブーツはショート丈のため、ブーツインで履きこなす人は少なくなっています。
そんな中、ロング丈のものが多く、細身のパンツと合わせやすいレースアップブーツだけはブーツインでの履きこなし人気が健在です。
まとめ
以上、大学生の定番ブーツ五種類でした。
この他にも、マーチンのレースアップブーツやダナーのワークブーツなど人気商品は存在しますが、やはり上記の五つに比べると普及率は低めです。
おそらく、大学生が所持しているブーツの九割以上は上記五つに大別されます。
これからブーツを買おうとしている人は是非参考にしてみてください。