「秋冬のおしゃれに大切なのはアウターだ」なんて勘違いをしていませんか?
確かに、コーディネート全体の印象を決定付けるのはアウターです。それは間違っていません。
だけど、思い出してみてください。
- 食事中
- お店の中
- 人の家
- etc
よくよく考えてみると、真冬であってもアウターを着ている時間は意外と短いものです。アウターばかりに気を取られているとオシャレなコーディネートからは遠ざかってしまいます。
そこで今回は、
この3つに分けて、秋,冬に使えるお洒落なニットを解説します。
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秋,冬のニット(インナー)の選び方
秋,冬のニットを選ぶ上での重要ポイントは以下の3つ。
- おしゃれ
- 防寒性が高い
- 誰にでも似合う
それでは、1つずつ見ていきましょう。
おしゃれ
例え真冬であっても、アウターを着ている時間は意外と短いものです。
そのため、アウターばかりに気を使っていると「外では格好良いけど、室内に入ったらダサい」という残念なコーディネートになってしまいます。
そんな自体を避けるためにも、ニットも1枚で主役になれるものを選ぶのが大原則。
「秋は主役に。冬はインナーに」
を合言葉に選ぶのが正解です。
防寒性が高い
おしゃれなだけでは意味がありません。冬のアイテムには防寒性が必要不可欠です。
ただし、防寒性を追求しすぎたアイテムはどんどん厚みが増していきます。厚みは、そのまま着膨れに繋がり、着膨れはおしゃれから程遠い状態です。
そのため、冬のインナーは「一定の薄さを保ちつつも防寒性が高いアイテム」を選ぶのが重要。
具体的に言えば、
同じ厚みであっても「スウェット」よりも「ニット」の方が防寒性が高く、
同じ見た目でも「綿素材のニット」よりも「ウールやアクリル素材のニット」の方が防寒性が高い。
着回し力に優れている
冬は、どうしてもファッションにお金がかかってしまう季節です。
それもそのはず。メンズの冬アウターは、ファッション界における最も高価なアイテムと言っても過言ではありません。
王道の冬アウターである「メルトンコート」ならば2万円以上は確実ですし、
【メンズスタイル公式通販】メルトンコート(九色)26800円
防寒性に特化した「中綿ジャケット」でも1万円は覚悟する必要があります。
【メンズスタイル公式通販】中綿ジャケット(二色)15800円
アウターと同時期に購入するニットにお金をかけるのは大変です。
よって、今回紹介するアイテムは、
- 5000円以下が基本
- 5000円以上なら春秋も使える
を原則に、コストパフォーマンスの高いアイテムばかりを見つけてきました。
秋,冬のニット(インナー)の具体的なアイテム
ここからは、具体的な秋,冬アイテムの解説です。
紹介するアイテムは6つ。
【ケーブル編みニット】
→メンズファッションにおける王道ニット。
【タートルネックニット】
→防寒性の高いニット。大人っぽく見える。
【ビッグシルエットニット】
→2019年,2020年のトレンドアイテム。若者向け。
【ニットアウター】
→春秋のアウターとしても使えるコスパ抜群のアイテム。
【ショールカラーカーディガン】
→大人っぽさ全開のキレイめアイテム。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
ケーブル編みニット
現代のメンズファッションにおける王道のニットが「ケーブル編みニット」です。
「ケーブル編み」とは、編み目が縄のように浮き出たデザインのこと。
難しく考えずに「ニットらしいデザイン」と認識しても問題ありません。
「ケーブル編みニット」は、冬ニットの王道らしく、
- おしゃれさ
- 防寒性
- 着回し力
と、文句のつけようがないアイテムです。
キレイめアウターの「メルトンコート」や「チェスターコート」との相性はもちろん、
カジュアルアウターの「中綿ジャケット」や「レザーライダース」との相性も抜群です。
また、ケーブル編みのデザインによって、1枚で着ても"サマになる"のが嬉しいポイント。
室内でもおしゃれなコーディネートが完成しますし、春秋はニット1枚コーデでも問題ありません。
唯一のデメリットは「人と被ること」です。
はっきり言って、ケーブル編みニットほど便利な冬アイテムは存在しません。そのため、有名ブランドの99%はケーブル編みニットを展開していますし、おしゃれな人はみんなケーブル編みニットを持っています。
そのため、
「人とは絶対に被りたくない!」
と考えているならば、ケーブル編みニットは選ばない方が良いでしょう。
反対に、
「王道のニットが欲しい!」
「間違いのない冬アイテムを狙っている!」
と考えているならば、ケーブル編みニットは間違いのない選択です。春秋のTシャツと同じ感覚で、色違いで数枚持っておけば、冬の着こなしに困ることはありません。
【スプートニクス公式通販】ケーブル編みニット(10色)3996円
タートルネックニット
冬ニットの中でも、最も大人っぽく見えるのが「タートルネックニット」です。
タートルネックニットとは、首元まで覆われたニットのこと。
防寒性が高く、大人っぽく見えるのが特徴のため、キレイめコーデを作りたい20代から40代まで幅広く支持されています。
また、
「タートルネックニットはどう着こなせば良いか分からない…」
と悩む方も多いのですが、基本的には前述の「ケーブル編みニット」と同じです。
相性の悪いアイテムは存在しないため、「メルトンコート」や「チェスターコート」などのキレイめアウターと合わせれば王道のキレイめコーデが完成しますし、
「中綿ジャケット」や「レザージャケット」と組み合わせれば、バランスの良い大人カジュアルスタイルが完成します。
デメリットとしては「高すぎる防寒性」です。
と言うのも、冬の室内って場所によっては20度を超えている場所もあります。そんな場所でタートルネックニットを着ていると、暑すぎて汗が止まらないという人もいるのです。
大多数の人は大丈夫なのですが、自分が「暑がり」や「汗っかき」だと自覚しているのならば、タートルネックニットは避けた方が無難かもしれません。
【メンズスタイル公式通販】タートルネックニット(四色)4900円
ビッグシルエットニット
2019年,2020年のトレンドアイテムとして支持されているのが「ビッグシルエットニット」です。
「ビッグシルエットニット」とは、文字通り、大きなサイズ感のニットのこと。
写真では分かりづらいかもしれませんが、通常のニットよりも、肩幅や身幅を大きくすることでカジュアル感の強いニットになっています。
ビッグシルエットニットの特徴は何と言っても「流行感」です。
着るだけで流行感を出せるため、いつものコーディネートに混ぜるだけで最先端の着こなしを完成させることが出来ます。
デメリットは「流行感以外のメリットがない」です。
流行とは言え、ビッグシルエットは基本的には「ダサい」の象徴ですし、その特徴的なシルエットゆえに作るコーディネートも限られます。
おまけに、どうしてもコーディネート全体が子供っぽくなってしまう。
反対に、
「流行を意識した着こなしがしたい!」
「まだ20代だから若者向けのニットが良い!」
という人は『ビッグシルエットニット』で決まりです。
【Dcollection公式通販】ビッグシルエットニット(四色)4990円
ニットアウター
「秋はアウター、冬はインナー」を明確に実現しているのが『ニットアウター』です。
「ニットアウター」は、先に紹介した「ケーブル編みニット」にボタンを付けたアイテムと考えると分かりやすい。
アウターとしても使えるため、春秋はTシャツの上から羽織るだけでおしゃれなコーディネートを作ることが出来ます。
ニットアウターの魅力は何と言っても「着回せる期間の長さ」です。
春秋は「Tシャツ」や「シャツ」の上から羽織るだけで主役として着回せますし、
冬は、その上から「メルトンコート」や「中綿ジャケット」を羽織るだけでオシャレな冬コーデが完成します。
デメリットとして、冬ニットの中ではやや高価なことが挙げられます。
ただ、
- デザイン性
- 着回し力
などを総合的に考えると、決してコスパは悪くありません。
「多少、高いお金を出しても、質の良いアイテムが欲しい」
と考えているのならイチ推しのアイテムです。
ショールカラーカーディガン
秋アウターとしても使える大人っぽいアイテムが「ショールカラーカーディガン」です。
「ショールカラーカーディガン」とは、襟元がジャケットのように重なったカーディガンのこと。
通常のカーディガンよりも厚手になって防寒性が高まることに加えて、大人っぽく見えるのが特徴です。
基本的な着こなし方は、先に紹介した「ニットアウター」と同じです。
春秋は「Tシャツ」や「シャツ」の上から羽織るだけで大人コーデを作ることが出来ますし、
冬は、さらに上から「メルトンコート」や「中綿ジャケット」などの王道アウターを羽織るだけで冬コーデが完成します。
デメリットとしては「やや大人っぽすぎる」言い換えれば「オヤジ臭い」ことが挙げられます。
元々、ダンディーな叔父様向けなアイテムのため、10代20代には似合いづらいことは否定できません。
反対に、
「大人っぽいニットが欲しい」
「もう30代だから年相応のアイテムを狙っている」
という人は『ショールカラーカーディガン』で決まりです。
【スプートニクス公式通販】ショールカラーカーディガン(六色)3900円
ニットの中に着るインナーの考え方
ニットのインナーに悩む人は意外と多い。
「普通のTシャツで良いの?」
「首元から肌着が見えても良いのか…?」
そこで、ニットの中に着るインナーとして、以下の3つを紹介します。
【胸元が深いTシャツ】
→ニットの着こなしの基本。自然なコーディネートが完成する。
【ロング丈Tシャツ】
→流行感溢れる着こなし。10代〜20代前半向け。
【シンプルなシャツ】
→大人っぽい着こなしが完成。防寒性も◎
それでは、1つずつ見ていきましょう。
胸元が深いTシャツ
ニットのインナーの基本は「胸元が深いTシャツ」です。
つまり、ニット1枚しか着ていないように見える以下の形が正解になります。
見ての通り、首元から何も見えない方がニットの魅力は際立ちやすい。
- 年齢
- 体型
- 服装の系統
あらゆる観点から見ても、「胸元が深いTシャツ」を合わせておけばニットの魅力をそのままコーディネートに表現することができるのです。
「胸元が深いTシャツ」は、量販店に売っている肌着ならば何でも構いません。
具体的に言えば、ユニクロの定番商品の「エアリズムVネックTシャツ」や「ヒートテックVネックTシャツ」ならば間違いないでしょう。
ロング丈Tシャツ
2019年,2020年の流行としては、あえて肌着を見せるための「ロング丈Tシャツ」が注目されています。
つまり、首元や裾からTシャツがチラ見せされる以下のようなスタイルです。
ただし、あくまでもこのスタイルは"流行"と考えておいた方が良い。
つい2,3年前まで、ニットから肌着が見えるのは「ダサい」の象徴でした。ところが、2015年頃から、
- ロング丈Tシャツ
- レイヤード(重ね着)スタイル
以上2点が流行の兆しを見せ始めると、あっという間にファッション誌には「ニットからあえて肌着を見せてレイヤードスタイルを作る」が登場し始めたのです。
そのため、おしゃれ初心者の方は近づかない方が無難です。
もし、このスタイルに挑戦するのであれば、しっかりとチラ見せできる「ロング丈Tシャツ」を選ぶのがおすすめです。
【Dcollection公式通販】ロング丈Tシャツ(二色)3150円
シンプルなシャツ
大人っぽいニットコーデを作りたいのなら「シンプルなシャツ」です。
つまり、首元から襟がしっかりと見える以下のようなスタイルになります。
このスタイルの特徴は、何と言っても知的で大人っぽいコーディネートを作れることです。
Tシャツに比べると防寒性も高まるため、「シャツを着る」という手間さえ考えなければ文句のないチョイスと言えます。
また、取り入れるシャツは「シンプルデザイン」が基本です。そうしておけば、
- シャツ
- ニット
- 冬アウター
を組み合わせて、秋〜冬〜春のコーディネートに困ることはなくなります。
【スプートニクス公式通販】オックスフォードシャツ(10色)3996円
まとめ
秋,冬のニットにはたくさんの種類が存在しますが、以下のニットから用途に合わせて選べば失敗はありません。
【ケーブル編みニット】
→メンズファッションにおける王道。あらゆる世代、体型、コーディネートと相性良し。
【スプートニクス公式通販】ケーブル編みニット(10色)3996円
【タートルネックニット】
→防寒性が高いニット。大人っぽく見える。
【メンズスタイル公式通販】タートルネックニット(四色)4900円
【ビッグシルエットニット】
→2019年,2020年のトレンドアイテム。10代〜20代前半向け。
【Dcollection公式通販】ビッグシルエットニット(四色)4990円
【ニットアウター】
→春秋のアウターとしても使いやすいコスパ抜群のアイテム。
【ショールカラーカーディガン】
→春秋も使えるキレイめカーディガン。ややオヤジっぽい。
【スプートニクス公式通販】ショールカラーカーディガン(六色)3900円
また、
「具体的なアイテムを紹介して欲しい!」
と毎年リクエストを頂くため、在庫が豊富な通販ショップの中から、
以上3店のアイテムを紹介していますが、それでも当然限りはあります。
人気アイテムは12月中旬から売り切れていくので、気になるアイテムがあった方はお早めにどうぞ。
また、アウターやパンツを含めた冬のメンズファッション全体について知りたい方は、以下の解説記事をご覧ください。