正しく買い物をすれば、通販で失敗することは100%ありません。
そもそも、ほとんどのメンズ通販サイトは、理由に関係なく「返品」や「交換」に応じてくれます。サイズが合わないのなら交換できますし、思った色味と違うのなら返品できるのです。
よって、手間さえ惜しまなければ大きな失敗はありません。
ただ、いくら「交換できるから」と言っても、出来れば面倒なことはしたくないし、買ったその日からおしゃれをしたい。
そこで今回は通販で失敗しないための5つのポイント、
- 奇抜なアイテムは買わない
- サイズに悩んだら大きめ
- アウターとインナーを中心に買う
- 届いたら「まず試着」を忘れない
- 返品方法を確認しておく
を紹介します。
【1】奇抜なアイテムを買わない
奇抜なアイテムは「実物」と「画像」では印象が異なります。
例えば、極端なビッグシルエットシャツは試着してみないと雰囲気が掴めません。また、「ピンク」は着こなせたらおしゃれですが、「おしゃれなピンク」と「ダサいピンク」の境目は非常に曖昧です。
よって、以下のようなアイテムを通販で買うのはオススメできません。
反対に、ジャストサイズのアイテムは試着しなくても雰囲気が掴みやすい。「黒」「白」「グレー」「ネイビー」などの定番ダークカラーは、色味が少しブレても印象は変わりません。
よって、以下のようなシンプルなアイテムを選ぶのがオススメです。
【2】サイズ選びに悩んだら大きめを選ぶ
通販ショップが注力していることの1つが「サイズを分かりやすく伝えること」です。
どこのショップでも、
- 肩幅
- 身幅
- 着丈
- 袖丈
などの数字を公開しているため、手持ちの服のサイズ感を測ることでジャストサイズを選ぶことが出来ます。
また、通販ショップによってはモデルやスタッフの試着レビューが掲載されています。
身長や体重も掲載されているため、こちらの感覚で選んでも問題はありません。
それでもサイズに悩むのなら「大きめを選ぶ」が基本になります。
小さい服は着られませんが、大きい服を着ることは可能です。加えて、近年のメンズファッションは「リラックス感」や「ゆとりのあるシルエット」がベーシックなため、どちらかと言えば大きめが好ましいのです。
【3】アウターとインナーを中心に購入する
「アウター」と「インナー」は通販で失敗しにくいアイテムです。
【アウターの一例】
- ジャケット
- ブルゾン
- コート
【インナーの一例】
- Tシャツ
- シャツ
- ニット
多少サイズがずれても問題なく着られるので「アウターはネットでしか買わない」と言うおしゃれ上級者もいるほどです。
反対に、通販で難しいのは「パンツ」です。
【パンツの一例】
- チノパン
- デニム
- スラックス
パンツは「サイズ選び」がほぼ不可能に近い。
ウエストや太もも周りは選べますが、丈感(パンツの長さ)をジャストサイズにするのは本当に難しいのです。「股上+股下」の長さである程度は予想できるものの、万が一、裾上げをして失敗してしまったら返品も出来ません。
対策はいくつかありますが、
- 既にあるパンツのサイズと合わせる
- 届いてから近所の「お直し屋」に持っていく
- 長めのサイズをロールアップして履く
どれも若干の手間がかかりますので、強いこだわりを持っている方は「パンツは実店舗で買う」をオススメします。
【4】届いたら「試着」する
通販ショップのアイテムは届いたら、まず「試着」です。
サイズが合わなかったり、思った雰囲気と違うのならそのまま箱に戻して返品する必要があります。ダンボール箱も潰さずに置いておくと、そのまま戻せるので便利ですね。
ここで覚えておきたいのは「何も捨てないこと」です。
返品に必要なものは通販ショップによって異なりますが、「タグ」や「納品書」は必須なことが多い。加えて、「外箱」や「プチプチ」は必須ではありませんが、揃っていた方が返品のときに話が早い。
「何も捨てずに、まず試着。問題があったら、そのまま戻して返品」
これを徹底するだけで通販で大きな失敗はしなくなります。
「返品しようとしたけど、もうタグ切っちゃった!」
なんてことにはならないよう注意しましょう。
【5】返品方法を確認しておく
返品って、意外と簡単です。だけど、誰も方法をチェックしていません。
本当に簡単なんです。
大抵の通販ショップには「返品シート」が同梱されています。それを持って、郵便局の窓口に行って「お願いします」って言うだけ。簡単です。
だけど、「簡単」だということも、知っておかないと実行できません。
もし、あなたが東京で働いている20代,30代ならば、スマホをWi-Fiに繋ぐことも、新幹線の指定席券を買うことも、スタバでフラペチーノを買うことも簡単でしょう。
だけど、知らない人からすれば、そんな簡単なことも難しいのです。
そういうものです。
まとめ
大抵の通販ショップは返品 / 交換があるため、大きな失敗をすることはありません。
加えて、
- 奇抜なアイテムは買わない
- 悩んだら大きめを選ぶ
- アウターとインナーを中心に買う
- 届いたら「まず試着」を忘れない
- 返品方法を確認しておく
この5つを覚えておけば、小さな失敗をする可能性も低くなります。
ちなみに、通販ショップの中で最も返品基準がゆるいのは「メンズファッションプラス」です。通常ショップの返品基準は「タグあり」「購入後7日間以内」ですが、メンズファッションプラスは、
- タグなし可
- 着用済み可
- 30日までOK
という優しい基準になっています。
はじめての通販が不安な人は「メンズファッションプラス」を選べば間違いありません。
この記事ははじめてのネット通販ガイドの【第2回】です。
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