メンズファッションにおいて、カーディガンは非常に人気の高いアイテムです。
そのため、街に出てみればカーディガンを着ている男子は数えきれない。「スタジャン」や「MA-1」などの着るだけでお洒落に見えるトレンドアウターとは違い、カーディガンはしっかりとコーデを作らないとお洒落に見えることはありません。
今日は、そんなカーディガンの着こなしをじっくり解説します。
もくじ
カーディガンの特徴
カーディガンの主な特徴は3つです。
- 着回し力が高い
- カラーバリエーションが豊富
- 価格が安い
それでは、1つずつ見ていきましょう。
着回し力が高い
カーディガンの魅力は何と言っても「着回し力の高さ」です。
まずは「系統を超えた着回し力」
シャツや細身のパンツと合わせたキレイめコーデはもちろん、
デニムやカーゴパンツと合わせたカジュアルコーデにも使うことが出来ます。]
また、「季節を超えた着回し力」も忘れてはいけません。
基本となる春秋のアウターとしてはもちろん、
冬アウターをプラスして、インナーとして使うことも可能です。
キレイめコーデ、カジュアルコーデ問わず、1年を通して着回すことが出来る。
カーディガンの着回し力は、メンズアイテム随一と言っても過言ではありません。
カラーバリエーションが豊富
メンズアウターって暗い色ばかりです。
「テーラードジャケット」「レザーライダース」「スタジャン」
おしゃれなアイテムはたくさんありますが、人気の色は大抵「黒」か「ネイビー」。そのため、どうしても同じようなコーディネートばかりになってしまう。
ところが、カーディガンは違います。
「黒」や「ネイビー」と言った定番カラーはもちろん、
- ワインレッド
- ブルー
- ベージュ
- イエロー
などの差し色になるカラーも豊富に揃っているため、いつもとは違うコーディネートを作ることが出来るのです。
価格が安い
「良いアイテム」を買うのは大変です。
例えば、20代に大人気の「テーラードジャケット」
カッチリしたジャケットは「生地」「縫製」「シルエット」とお金をかけるところが数えきれません。
そのため、良質なジャケットを買おうと思えば、1万円を下ることは決してできない。
ところが、「カーディガン」は違います。
薄手で、シンプルな作りのカーディガンは比較的安価で生産することが可能です。
そのため、6000円も出せば一流の「良いカーディガン」を購入することが出来ます。
人気のカーディガンの色
繰り返しになりますが、カラーバリエーションはカーディガンの大きな魅力の1つです。
人気のカラーをいくつかチェックしてみましょう。
黒のカーディガン
メンズアウターの定番色である「黒」ですが、カーディガンとしての人気はイマイチ。
「せっかくカラーバリエーションが豊富なのに黒を選んじゃ意味がない!」
と考える人が多い訳ですね。
もちろん、黒のカーディガンはとても着回しやすいアイテムですが、敢えて選ぶ意味はないでしょう。
グレーのカーディガン
カーディガンの中でも最も着回しやすい色が「グレー」です。
春秋のライトアウターとしてはもちろん、黒が増える冬のインナーとしても活躍します。
ワインレッドのカーディガン
色味のあるカーディガンの中で高い人気を誇っているのが「ワインレッド」です。
「赤」と言うと着こなしが難しく感じるかもしれませんが「ワインレッド」なら話は別。
- 黒
- グレー
- 白
- カーキ
- ベージュ
などのメンズファッションにおける定番色と相性抜群のため、普段のコーディネートに合わせるだけで簡単に大人っぽいスタイルを作ることが出来ます。
また、冬の差し色として使えるのも嬉しいポイントです。
ネイビーのカーディガン
差し色として、ワインレッドと並んで高い人気を誇っているのが「ネイビー」です。
「ワインレッド」が大人っぽさなら、「ネイビー」は爽やかさの象徴。
いつものコーディネートに合わせるだけで、簡単に爽やかなスタイルを作ることが出来ます。
ベージュのカーディガン
おしゃれ上級者から、高い支持を受けているのが「ベージュ」です。
着こなしやすい色ではありませんが、メンズファッションには「ベージュ色のアウター」がほとんど存在しないため、コーディネートに取り入れるだけでお洒落な雰囲気を作ることが出来ます。
王道のキレイめコーデの作り方
カーディガンは本来キレイめのアイテムです。
そのため、大人っぽい雰囲気が出せるキレイめコーデとの相性は抜群。
いくつか着こなしの具体例を挙げてみましょう。
細身×カーディガン
カーディガンを大人っぽく着こなすためには、全体を細身でまとめるのが基本です。
- チノパン
- スラックス
- デニム
パンツの種類は何でも構いませんが「スリムパンツ」や「スキニーパンツ」と合わせることを覚えておきましょう。
シャツ×カーディガン
「もっと簡単にカーディガンを大人っぽく着こなしたい!」
という人は、カーディガンのインナーにシャツを合わせることを忘れないでください。
言うまでもなく、シャツはキレイめアイテムの代表格。
インナーにシャツさえ持ってくれば、細身のパンツを合わせたときはもちろん、
「カーゴパンツ」などのカジュアルパンツを持ってきても、ある程度大人っぽい着こなしが完成します。
自然体なカジュアルコーデの作り方
本来はキレイめアイテムのカーディガンですが、カジュアルアイテムと合わせたキレイめカジュアルコーデも作れるのが嬉しいポイント。
いくつか着こなしの具体例を挙げてみましょう。
カラーコーデ×カーディガン
基本的に、「黒」「グレー」「白」のモノトーン色だけでコーディネートを作ればキレイめコーデに傾き、
「ワインレッド」「カーキ」「ベージュ」「ネイビー」などのカラーを使えばカジュアルコーデに傾きます。
Tシャツ×カーディガン
カーディガンのインナーは「シャツ」か「Tシャツ」の二択です。
先ほど紹介したように「シャツ」ならばキレイめな印象に、「Tシャツ」ならばカジュアルな印象になります。
特に、無地のTシャツはカーディガンとの相性が抜群。
どんなカーディガンでも「黒」か「白」の無地Tシャツと合わせれば、簡単にお洒落なコーディネートを作ることが出来ます。
カーディガンと合わせる人気のアイテム
ここからはカーディガンに合わせる人気のアイテムをいくつか紹介します。
今回紹介するのは次の3つ。
- 無地の白Tシャツ
- レザーネックレス
- シンプルなシャツ
それでは、1つずつ見ていきましょう。
無地の白Tシャツ
カーディガンに合わせるインナーの中で、最も人気が高いのが「白の無地Tシャツ」です。
「白の無地Tシャツ」の最大の利点は「どんなアウターとも合わせられる万能さ」
特に、アクセントカラーを選びがちなカーディガンとは相性抜群。どんな色味のカーディガンでも、白Tシャツと合わせるだけで簡単にバランス良くまとまります。
また、カーディガンに限らず、あらゆるアウターに合わせられるため、一着は持っておいて損のないアイテムです。
レザーネックレス
無地の白Tシャツを取り入れるなら、是非手に入れて欲しいアイテムが「レザーネックレス」です。
無地Tシャツを使ったコーディネートはシンプルにバランス良くまとまります。ただ、人に依っては、
「シンプルすぎる!」
と感じてしまうのも事実です。
その証拠に、無地Tシャツを使ったコーディネートでも、モデルさんの半分ほどは何らかのネックレスを付けています。
そんなネックレスの中でも、近年注目されているのが「レザーネックレス」です。
レザーネックレスは、その名の通り、紐部分がレザー素材で作られたネックレスのこと。
シルバーネックレスと比べると大人っぽく、自然体なコーディネートを作ることが出来るのが人気の理由です。
また、シルバーネックレスに比べると値段が手頃なのも嬉しいポイント。
今回紹介しているコーディネートを見れば分かるように、カーディガンは「無地Tシャツ」×「ネックレス」の組み合わせで簡単にお洒落に見えると言っても過言ではありません。
シンプルなシャツ
カーディガンをキレイめに着こなしたいのなら「シャツ」を外すことは出来ません。
- ブラック
- グレー
- ワインレッド
- ネイビー
どんな色のカーディガンを選んでも、インナーにシャツを合わせるだけで、清潔感抜群のキレイめコーデが完成します。
また、シャツは一枚でも主役になれるのが嬉しいポイント。
暖かくなれば、「シャツ」×「パンツ」だけのスタイルでお洒落なコーディネートを作ることが可能です。
まとめ
以上がお洒落なカーディガンコーデの全てです。
また、今からカーディガンを購入するなら「無地」か「ワンポイント」のシンプルなものを購入するのがおすすめです。
色味は、
- グレー
- ワインレッド
- ネイビー
のどれかを選ぶと、春秋冬と着回すことが出来ます。