冬のメンズアウターの中で、最も販売数が多いのが「ダウンジャケット」です。
防寒性はトップクラス、軽くて着心地は抜群。価格帯も広く、コスパも良い。ダウンジャケットに人気が集まるのは当然と言えます。
ところが、だからこそ着こなしは難しい。
繰り返しになりますが、ダウンジャケットは非常に人気のアイテムです。おしゃれに疎い中学生までおじさんまで皆が着ている。適当に着こなしてしまっては「ダサい人」と同じです。
そこで今回は、
この3つに分けて、ダウンジャケットを徹底解説します。
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ダウンジャケットの基礎知識
ダウンジャケットとは、ナイロン素材の表地に、ダウン(羽毛、羽根)を詰め物にして防寒性を高めたジャケットです。
特徴は何と言っても、
- 防寒性
- 防風性
に優れた機能性です。
冬アウターの中でも防寒性No.1と言って間違いはなく、日本国内ならば真冬でも快適に過ごすことが出来ます。
また、表地は「ポリエステル」や「ナイロン」などの防風性の高い化学繊維が大半のため、自転車やバイクに乗る人達からも愛用されているのが特徴です。
高級な「ダウン素材」か、コスパの「中綿素材」か
ダウンジャケットを選ぶ際にポイントとなるのが「詰め物の種類」です。
すなわち、
- ダウン(羽毛、羽根)の自然素材
- 中綿(ポリエステル)の化学素材
の二択のこと。
ダウン素材のメリットは、何と言っても「防寒性」です。ダウンの暖かさに敵う素材は存在せず、ロシアや北欧などの極寒地帯においても活躍しています。
デメリットは「シルエット」と「値段」です。ダウン素材はどうしてもボリュームが出てしまうため太って見えやすく、良質なダウンジャケットは二万円を下りません。
【メンズスタイル公式通販】ダウンジャケット(二色)29800円
中綿素材のメリットは「シルエット」と「値段」です。ダウン素材よりもボリュームを抑えられるためスマートな着こなしを作りやすく、価格も二万円以内に抑えることが出来る。
デメリットは「防寒性」です。ただ、あくまでも「ダウン素材に比べて」というレベルであり、北海道にでも住んでない限りは充分な暖かさをキープしています。
【メンズスタイル公式通販】中綿ジャケット(三色)15800円
どちらが良いかは人に依りますが、極寒地方に住んでない限りは「中綿」で充分だと言われています。
また、着こなし自体に違いはないため、ここからは、
- ダウン素材のジャケット
- 中綿素材のジャケット
両者を同じ「ダウンジャケット」として解説していきます。
高級感の「光沢あり」と主流の「光沢なし」
デザイン面で最初に注目されるのが「光沢の有無」です。
近年の主流は圧倒的に「光沢なし」です。
普段のカジュアルファッションにおいては「光沢なし」の方が着こなしやすいため、2017年2018年は「光沢なし」を選べば間違いありません。
もちろん、好みによっては「光沢あり」を選んでも構いません。
ただ、2017年2018年のメンズファッションにおいて「光沢あり」を採用しているのは一部のブランドだけですし、「ゴキブリジャケット」などと揶揄されることもあります。
「黒」や「キャメル」が人気色
冬のメンズアウターは、
- 黒
- グレー
- ネイビー
などのダークカラーが圧倒的に人気であり、ダウンジャケットも例外ではありません。
むしろ「おしゃれな冬アウター」としてだけではなく「機能性の冬アウター」として採用されやすいダウンジャケットにおいては、流通している8割以上がダークカラーだと言われています。
もちろん、あえてダークカラー以外を選んでオシャレな着こなしを作るのも"あり"です。
インパクトカラーとしては「赤」や「オレンジ」が挙げられますが、
コーディネートのバランスを考えると「キャメル」あたりが着こなしやすく、且つ、お洒落なスタイルを実現することが可能です。
メンズのダウンジャケットのコーディネート
ダウンジャケットのコーディネートは大きく二種類に分けることが出来ます。
【1】直球のカジュアルコーデ
→ダウンジャケットの雰囲気そのままの自然体コーデ。
【2】大人っぽいキレイめカジュアルコーデ
→ダウンジャケットをドレスアップした大人コーデ
それでは、1つずつ見ていきましょう。
直球のカジュアルコーデ
ダウンジャケットの雰囲気そのままでコーディネートするなら「カジュアルコーデ」です。
【カジュアルコーデとは】
ラフで自然体なコーディネートのこと。
動きやすく普段着に適しているが、レストランやデートなどフォーマルな場には不向き。
ダウンジャケットはカジュアルアイテムです。
そのため、コーディネートに組み合わせるアイテムを
- スウェット
- デニムパンツ
- ワイドパンツ
- スニーカー
などのカジュアルアイテムで統一することで、自然体なカジュアルコーデを作ることが出来ます。
10代後半〜20代前半の若年層においてはカジュアルコーデが主流です。
30代以降でも"なし"ではありませんが、どうしても子供っぽくなってしまうため後述のキレイめコーデの方が無難にはなります。
大人っぽいキレイめカジュアルコーデ
ダウンジャケットの雰囲気を大人っぽくまとめたのが「キレイめカジュアルコーデ」です。
【キレイめカジュアルコーデとは】
- 大人っぽいキレイめコーデ
- ラフで自然体なカジュアルコーデ
以上2つをミックスしたバランス型のコーディネートのこと。
ダウンジャケット自体はカジュアルアイテムですが、
- シャツ
- ニット
- 細身のパンツ
- 革靴
などのキレイめアイテムを組み合わせることで、バランスの良いキレイめカジュアルコーデを作ることも可能です。
また、女子ウケが良いのは圧倒的に「キレイめカジュアルコーデ」です。
デートで使えるだけでなく、年齢も選ばない服装のため、キレイめコーデを作れるアイテムはいくつか持っておいても損はありません。
ダウンジャケットに合わせる冬アイテム
ここからは、ダウンジャケットと相性の良い冬アイテムを紹介します。
紹介するアイテムは5つ。
- ケーブル編みニット
- 無地Tシャツ
- シンプルなシャツ
- 細身のパンツ
- マフラー
それでは、1つずつ見ていきましょう。
ケーブル編みニット×ダウン
冬の王道ニットとして、ダウンジャケットと相性抜群なのが「ケーブル編みニット」です。
「ケーブル編み」とは、編み目が縄のように浮き出たニットのこと。
難しく考えずに「ニットらしいデザイン」と認識しても問題ありません。
ケーブル編みニットは非常に防寒性の高いアイテムです。
そのため、ダウンジャケットと組み合わせることで、オシャレさと防寒性を両立したコーディネートが完成します。
また、ケーブル編みニットと相性の悪いアイテムは存在しません。
- Pコート
- チェスターコート
- レザーライダース
- etc
以上のように、あらゆる冬アウターと組み合わせられるため、1つは持っておいて損はしないアイテムです。
【スプートニクス公式通販】ケーブル編みニット(10色)2970円
無地Tシャツ×ダウン
ダウンジャケットだけに許された冬インナーが「無地Tシャツ」です。
本来、冬のインナーはニットを選ぶのが王道です。Tシャツを選ぶと、単純に寒い。
ところが、防寒性に優れているダウンジャケットならば話は別。極寒地帯でもない限りは「ダウンジャケット」×「無地Tシャツ」のシンプルコーデでも充分に過ごすことが出来るのです。
そして、Tシャツを選ぶなら「無地Tシャツ」を選ぶのが大原則。
「柄Tシャツ」×「ダウンジャケット」はオシャレに疎くて寒さに強い中学生と同じです。「無地Tシャツ」を選ぶことで、極限まで無駄を落とした大人シンプルコーデが完成します。
【メンズスタイル公式通販】無地VネックTシャツ(八色)2900円
シャツ×ダウン
室内でもおしゃれに見せたいのなら「シンプルなシャツ」です。
シャツは春秋には主役となるトップスです。
そのため、ダウンジャケットに合わせておけば、アウターを脱いだ室内でもおしゃれな着こなしをキープできます。
また、先に紹介した「ケーブル編みニット」のインナーとして使えるのも嬉しいポイント。
春秋は主役トップス、冬は名脇役インナーと活躍するため、コスパに拘ったアイテムが欲しい方にはイチ押しです。
【スプートニクス公式通販】ボタンダウンシャツ(10色)3200円
細身のパンツ×ダウン
ダウンジャケットを最も簡単にオシャレに見せるアイテムが「細身のパンツ」です。
繰り返しになりますが、ダウンジャケットはキレイめカジュアルコーデで着こなした方がおしゃれに見えやすい。
そのため、下半身の王道キレイめアイテムである「細身のパンツ」とは相性抜群なのです。
また、「黒の細身パンツ」は冬のメンズファッションにおける超便利アイテムです。
どんなアウターと合わせても一定のキレイめ感をキープできるため、一着持っておくとコーディネートに困ることがなくなります。
マフラー
防寒性をシンプルにレベルアップさせるアイテムが「マフラー」です。
ダウンジャケットにマフラーを付ける際は、寒さに応じて、
- 途中までチャックを閉めて、首元をマフラーで埋める
- チャックを全開にして、軽くマフラーを巻く
このどちらかを実践すれば間違いありません。
また、マフラーの色に関しては好みで選んでも大丈夫です。もし、悩むのであれば、
- ブラック
- グレー
- ネイビー
などのベーシックなダークカラーを選ぶことで、あらゆるアイテム、あらゆるコーディネートに使うことが出来ます。
【スプートニクス公式通販】ストライプマフラー(11色)2750円
まとめ
ダウンジャケットは、冬のメンズファッションにおける王道アウターです。
コーディネートを作る際は、
- 直球のカジュアルコーデ
- 大人っぽいキレイめカジュアルコーデ
のどちらで攻めるかを決めてから、適したアイテムを選びましょう。
また、今からダウンジャケットを購入するのであれば、
- コスパ抜群の中綿
- 光沢なしデザイン
- 「王道の黒」か「おしゃれなキャメル」
をキーワードにして、良質なダウンジャケットを手にいれてください。
【メンズスタイル公式通販】ダウンジャケット(三色)15800円
また、ダウンジャケットを含めた冬のメンズファッション全体の解説は以下の記事をどうぞ。