マウンテンパーカー
「お洒落に見られたいけど、正直お洒落は面倒臭い…」
そんな風に思っている人、意外と多いんじゃないでしょうか。
アウター、インナー、パンツ、シューズ、カバン、小物、それぞれの組み合わせを考えるのは、楽しいと同時に面倒臭いと考えてしまうものです。
そんな人にオススメなのが、アウターの「前を閉める」着こなし。
前を閉めてしまえばインナーの事は考えなくて済み、アウター×パンツの相性だけを考えるだけでお洒落を楽しむことが出来ます。
とは言え、現代のファッションで前を閉めてもお洒落なアウターは限られています。
その中でも簡単に挑戦できるのが、マウンテンパーカなどの首もとにボリュームがあるアウターです。
マウンテンパーカーとは
マウンテンパーカーとは、元々登山用に開発された機能性に優れたアウターのことを指します。
防水と防風を第一に考えたデザインのため、ボリュームネックやナイロン素材などの機能性が特徴ですが、それも「元々」の話。
ファッション業界のマウンテンパーカ人気の上昇に伴い機能性は廃れつつあり、今ではボリュームネックブルゾン全般を「マウンテンパーカ」と呼ぶようになっています。
もちろん、「ノースフェイス」や「パタゴニア」と言ったアウトドアブランドのものは機能性も抜群ですが、アパレルブランドの「マウンテンパーカ」に防風性はまだしも「防水性」を求めると悲惨なことになってしまいます。
前を閉めた着こなし
前を閉めた着こなしでもお洒落に見せることはもちろん可能ですが、「お洒落に見えづらい」のは事実です。
前を閉めた着こなしをお洒落に見せるポイントは、
- 太めのパンツをチョイスしたAライン
- 色使い
のどちらか、或いは両方を実践することです。
Aライン
タイトなトップス×ルーズなパンツで作ったコーディネートを「Aライン」と言います。
前を閉めたジャストサイズのマウンテンパーカーはAラインを作るのに最適なトップスです。
ワンサイズ大きめのパンツや、ボリュームのあるカーゴパンツをチョイスし、シルエットに変化を付けることでシンプルながらもお洒落な着こなしにすることが出来ます。
色使い
マウンテンパーカー×パンツの着こなしでは、一般的な着こなしに比べて色を使うポイントが極端に少なくなってしまいます。
上記の画像の様に、靴やカバンにポイントカラーを持ってきたり、マウンテンパーカー自体にインパクトカラーを持ってくることで簡単にお洒落な着こなしにすることが出来ます。
アウターにインパクトカラーを持ってくることに抵抗のある人も多いかもしれませんが、通常のアウターと違い、マウンテンパーカーは元々登山用アイテム。目立つことも「機能性」に含めれるため、「マウンテンパーカーは目立ってこそ」という考え方もあり、派手色でも浮かない数少ないアイテムです。
ちなみに
「Aライン」「色使い」のどちらも意識しない着こなしはこんな感じ。
30歳を過ぎてからの落ち着いた着こなしとしてはなしではありませんが、大学生や20代がするには少し若さが足りない様に感じます。
前を開けた着こなし
ここまでは、簡単に出来る前を閉めた着こなしを紹介しましたが、もちろん通常のアウターと同じくインナーを見せてもお洒落な着こなしは可能です。
マウンテンパーカーと組み合わせるインナーの主流は、「襟付きのシャツ」
カジュアル色の強いマウンテンパーカーにキレイめなシャツを合わせたバランスの良いキレイめカジャアルスタイルが人気です。
無地のシャツだけでなく、チェックシャツを合わせたコーディネートも人気です。
マウテンパーカーと合わせる靴
マウテンパーカーはどんな靴でも合わせられるアウターです。
本来ならばカジュアルなアイテムなので、スニーカーやワークブーツと合わせるのが基本ですが、上記で紹介したキレイめカジュアルスタイルの人気上昇に伴って革靴と合わせる人も増えてきました。
よって、前を閉めたカジュアルな着こなしなら、「スニーカー」や「ワークブーツ」などのカジュアルシューズ。
前を開けてシャツと合わせたスタイルなら、「革靴」や「チャッカブーツ」などのキレイめシューズがオススメです。
まとめ
マウンテンパーカーは、とても便利なアウターです。
秋はTシャツやシャツと合わせれば簡単にお洒落ができ、冬でも中にニットなどを着込むことで秋と変わらぬお洒落を楽しむことが出来ます。
「楽にお洒落がしたい」
そんな人には最適のアウターかもしれません。