春のメンズアウター
春のお洒落にはアウターが必要不可欠です。
だけど、メンズの春アウターはとても種類が多いもの。
テーラードジャケット、ブルゾン、マウンテンパーカ、デニムジャケットetc
どれを買えば良いのか。どんな着こなしをすれば良いのか。
今回はお洒落な春のメンズアウターを6つ、紹介します。
「キレイめ」か「カジュアル」か
春のアウターを選ぶときのポイントは「キレイめ」か「カジュアル」かを意識することです。
大人っぽく見られたいなら「キレイめ」
男らしく見られたいなら「カジュアル」
また、選んだアウターがどちらに属しているかを理解しておくことで、簡単にお洒落なコーディネートを作ることが出来ます。
キレイめアウター
キレイめアウターとは、そのアイテム単体で見たときに「大人っぽく」「上品な」イメージを持つアイテムのこと。
具体的には「テーラードジャケット」や、
「カーディガン」「シャツ」などが挙げられます。
当然のことながら、「キレイめアウター」の本来のコーディネートは「キレイめスタイル」
「黒のパンツ」や「ベージュのチノパン」などの細身のキレイめパンツを合わせることで、直球の大人キレイめコーデを作ることが出来ます。
また、あえて「カジュアルなパンツ」と合わせることで「キレイめカジュアルコーデ」を作ることも出来ます。
「大人っぽいのに自然体」を作れるキレイめカジュアルは現代のメンズファッションのド定番です。
キレイめアウターを選ぶのなら「カーキのカーゴパンツ」や「ユーズドデニム」を選ぶことでバランスの良いキレイめカジュアルコーデが完成します。
カジュアルアウター
カジュアルアウターとは、そのアイテム単体で見たときに「気軽で」「男らしい」イメージを持つアイテムのこと。
具体的には「ブルゾン(カットジャケット)」や、
「デニムジャケット(ジージャン)」「パーカー」などが挙げられます。
カジュアルアウターの基本は「カーキのカーゴパンツ」や「ユーズドデニム」と合わせた男らしいカジュアルスタイル。
着心地が良く、動きやすいカジュアルスタイルは普段のコーディネートとして大人気です。
また、キレイめアウターとは逆に、カジュアルアウター×キレイめパンツでキレイめカジュアルコーデを作ることも出来ます。
こちらも「大人っぽいのに自然体」として人気が高いコーディネートです。
六つのアウターを紹介
今回は六つのお洒落な春アウターをご紹介します。
- 【キレイめ】テーラードジャケット
- 【カジュアル】ブルゾン
- 【キレイめ】カーディガン
- 【カジュアル】スタンドニット
- 【カジュアル】デニムジャケット
- 【カジュアル】パーカー
上記を見てもらえれば分かるように、春のメンズファッションは意識していないとどうしてもカジュアルに偏りがち。
カジュアルスタイルが好きなら問題ありませんが、バランス良くコーデを着こなしたいのなら、キレイめのアウターもいくつか持っておきましょう。
それでは、具体的なアウターの紹介です。
また、文末には「お洒落なインナー」も少しだけ解説しています。
テーラードジャケット
現代のメンズファッションにおける最もポピュラーなアウターが「テーラードジャケット」です。
「テーラードジャケット」とは、スーツの上着のようなアウターのこと。
キレイめアウターの代表格で10代から30代まで安定した人気を誇っています。
一枚で主役に
テーラードジャケットの魅力は何と言っても「大人っぽさ」と「キチンと感」
難しいことは考えずに、Tシャツやシャツにサッと羽織るだけで簡単にお洒落な大人コーデが完成します。
この「大人っぽい」「キチンと感」が重要なポイント。
男性でも年齢を重ねるに連れ「ビシッとキメたいシチュエーション」が増えてきます。
デート、合コン、面接、目上の人と会うetc
そんなときに「テーラードジャケット」が一枚あるだけで簡単に突破することが出来るのです。
着回し力抜群
もちろん「テーラードジャケット」が活躍する場は「キメたい場所」だけではありません。
細身のキレイめパンツではなく、「カーゴパンツ」や「ユーズドデニム」などのカジュアルパンツと合わせることでバランスの良いキレイめカジュアルコーデを作ることも出来ます。
また、後述のカジュアルアウター「パーカー」を合わせることでキレイめカジュアルスタイルにすることも可能です。
こんな人にオススメ
「とにかくお洒落なアウターが欲しい!」
「大人っぽいコーディネートが好きだ!」
そんな人には『テーラードジャケット』がオススメです。
定番の色は何と言っても「ブラック」。誰にでも似合う着回し力抜群の一着です。
【メンズスタイル】テーラードジャケット(ブラック)9800円
さらに大人っぽい着こなしがしたいのなら、オススメは「グレー」
「ブラック」よりも着回し力は劣りますが、より一層大人っぽくキチンと感のあるコーディネートを作ることが出来ます。
ブルゾン(カットジャケット)
キレイめアウターの王道が「テーラードジャケット」なら、カジュアルアウターの王道は「ブルゾン」です。
シンプルで着心地が良く、男らしいブルゾンは最強の「お洒落な普段着」
自然なカジュアルスタイルを目指したいなら最もオススメできるアイテムです。
カジュアルの主役
先ほどは「キメたいときはテーラードジャケット」と言いましたが、ファッションは「キメたいとき」ばかりではありません。
男友達と遊ぶとき、家族と出かけるとき、通学etc
お洒落はしたいけど、キメると浮いてしまうときも多々あります。
そんな時こそ「ブルゾン」です。
着心地が良く、サッと羽織るだけでコーディネートを作ることが出来るブルゾンは「キメすぎないお洒落」を実現できる理想的な春アウターと言えます。
大人カジュアルスタイルにも
テーラードジャケットがカジュアルパンツと合わせることでキレイめカジュアルスタイルを作れるように、ブルゾンもキレイめのアイテムと合わせることでキレイめカジュアルスタイルを作ることが出来ます。
具体的には「黒の細身パンツ」や「ベージュのチノパン」が挙げられます。
また、インナーに「シャツ」や「カーディガン」を合わせることでも大人感を演出することが出来ます。
こんな人にオススメ
「カジュアルスタイルが好き!」
「テーラードジャケットとは系統の違うアウターが欲しい!」
そんな人には『ブルゾン』がおすすめです。
色はテーラードジャケットと同じく「黒」や「グレー」などのダークカラーが着こなしやすくて◯です。
カーディガン
「キレイめ派」「カジュアル派」の両方から絶大な支持を受けているのが『カーディガン』です。
誰にでも似合い、着回し力が高く、カラーバリエーションも豊富で、比較的安価。
本来はキレイめのアイテムですが、最早スタイルに関係なく全てのお洒落男子が持っているアイテムと言えます。
カラーバリエーションが豊富
メンズの服装って、どうしても黒やグレーを中心とした色合いになりがちです。
もちろん、ダークカラーでまとめたコーデもお洒落ですが、そればかりになってしまうのはお洒落とは言い難い。
そんなときは「ネイビー」や「ワインレッド」のカーディガンを取り入れたスタイルがオススメです。
他のアウターだったら浮いてしまうようなお洒落カラーでも、カーディガンなら簡単に取り入れることが出来ます。
また、お洒落カラーを取り入れるときは、他のアイテムをシンプルにまとめるのがポイントです。
着回し力抜群
カーディガンより着回し力が高いアイテムはありません。
シャツと合わせたり、細身でまとめたりすることで直球のキレイめコーデに。
Tシャツと合わせたり、ユーズドデニムなどと合わせることでキレイめカジュアルコーデにも。
また、薄手であることを活かして、肌寒いときには「ジャケット」や「ブルゾン」のインナーとして使うことも出来ます。
こんな人にオススメ
「暗い色の服が多いから、お洒落カラーを取り入れたい!」
「とにかくお得な着回せるアイテムが欲しい!」
そんな人は『カーディガン』で決まりです。
どの色を選ぶかは好みですが、せっかくなので「ネイビー」や「ワインレッド」「ボーダー」などのアクセントになる色や柄がオススメです。
スタンドカラーニット
「カーディガンは人と被るから嫌だなぁ…」
そんな人にオススメしたいのが『スタンドカラーニット』です。
(カーディガン+ブルゾン)÷2のようなアイテムで、カーディガンの着回し力とカラバリはそのままに、男らしさを加えたアイテムだと言えます。
カジュアル版カーディガン
スタンドカラーニットを一言で表すと「カジュアル版カーディガン」
カーディガンの着回し力とカラーバリエーションはそのままに、首もとまでボタンを付けることで男らしい雰囲気をプラスしています。
もちろん、カーディガンの時とは逆に、キレイめなパンツと合わせることでキレイめカジュアルなスタイルを作ることも可能です。
他人と被らない
メンズファッションの王道となっているカーディガンと違い、スタンドカラーニットは比較的マイナーなアイテムです。
それをプラスにとるかマイナスにとるかはあなた次第ですが、他人と被りたくない人にはオススメと言えます。
こんな人にオススメ
「他人と被りたくない!」
「男らしいカーディガンが欲しい!」
そんな人は『スタンドカラーニット』で決まりです。
こちらもカラーバリエーションが豊富なアイテムですが、カーディガンと同じく「ネイビー」や「ワインレッド」などのお洒落カラーがおすすめです。
デニムジャケット(ジージャン)
全ての春アウターの中で最も男らしいコーデを作れるのが『デニムジャケット』です。
メンズファッションのド定番アイテムのデニム(ジーパン)素材で作ったアウター。
デニムと同じく、カジュアルな印象が強く、カーゴパンツやチノパンと合わせればお洒落なカジュアルスタイルを簡単に作ることが出来ます。
男らしいメンズファッションに
デニムジャケット(ジージャン)は、春アウターの中で最も男らしいアイテムと言っても過言ではありません。
特に、カジュアルパンツの定番「カーキのカーゴパンツ」と合わせたコーディネートはカジュアルコーデの王道スタイルです。
反対に「黒の細身パンツ」や「ベージュのチノパン」などと組み合わせることでキレイめ×男らしいコーディネートを作ることも出来ます。
「大人っぽいのにどこか男らしい」
女子モテを意識するなら避けては通れないポイントです。覚えておきましょう。
簡単に着回せる
「でも、ジージャンって使い勝手悪そう…」
そんあイメージを持っている人は多いですが、これは大きな勘違い。ジーパンがどんな服装にも合うように、ジージャンもどんなアイテムとも合わせることが出来ます。
先ほど紹介した直球の男らしいスタイルや、キレイめミックスはもちろん、
白を基調とした爽やかコーデにも、
色味を取り入れたカラーコーデとも相性抜群です。
こんな人におすすめ
「男らしいコーディネートを作りたい!」
「デニムが好き!」
そんな人には『デニムジャケット(ジージャン)』がおすすめです。
パーカー
「お洒落なアウター」の中で最も自然体に近いのが『パーカー』です。
お洒落って"キメたい"時ばかりではありません。
BBQなどのアウトドアにキメていくのはちょっと違いますし、コンビニに行くのにわざわざジャケットを羽織るのも面倒くさい。
そんなとき、シンプルなパーカーが一枚あればとても便利です。
自然体なお洒落
パーカーの何よりの"ウリ"は「キメすぎない自然体なお洒落が出来る」こと。
色使いに注意してコーディネートすれば、簡単にお洒落なラフスタイルを作ることが出来ます。
ただ、ラフになりすぎるとお洒落から遠のいてしまうので注意が必要です。
上記のコーディネート画像のように、インナーに色物を加えてカラーコーデを意識したり、細身のパンツを合わせるなどして工夫することを忘れないようにしましょう。
インナーにも使える
肌寒いときにはインナーとしても使えるのもパーカーの嬉しいポイント。
先ほど紹介した「テーラードジャケット」や「デニムジャケット」はもちろん、
真冬には「Pコート」や「チェスターコート」と合わせることで、お洒落なキレイめカジュアルスタイルを作ることが出来ます。
こんな人におすすめ
「気軽なお洒落を楽しみたい!」
「1年を通して使えるお得アイテムが欲しい!」
そんな人には『パーカー』がおすすめです。
他の春アウターに比べると比較的値段が安いのも嬉しいポイント。
【おまけ】春のインナー
ここまでに六つの春アウターを紹介しましたが、忘れてはいけないのが「インナー」の存在です。
どれだけお洒落なアウター着ていても、インナー選びに失敗したらコーディネートは台無しになってしまいます。
だけど、難しく考える必要はありません。
お気づきかもしれませんが、今回紹介したコーディネートのインナーはほとんど同じ。
「無地のTシャツ」か「無地のシャツ」です。
無地のTシャツ
お洒落初心者はインナーのことを難しく考えすぎています。
アウターに比べればインナーはあくまでも"サブ"。「お洒落なデザイン」なんてものは必要なく「どんなアウターとも合わせられるシンプルデザイン」を選ぶべきなのです。
その最たる例が「白の無地Tシャツ」
「白の無地Tシャツ」ほどインナーとして優秀なアイテムはありません。
アウターの種類や色、パンツの種類や色、そんなものは関係なく、どんなコーディネートともすんなり馴染みます。
また、「白」ほどではありませんが、「グレー」や「黒」「ワインレッド」などの色も着回し力が高い色です。
「白では地味すぎる」と考える人はこのあたりから選ぶと良いかもしれません。
【メンズスタイル】無地Tシャツ(黒,グレー,ワイン)3400円
無地のシャツ
「無地のTシャツ」と並んで使い勝手抜群なのが「無地のシャツ」です。
インナーとしての使い勝手はTシャツに劣りますが、シャツの"ウリ"は何と言っても一枚でも主役になること。
春秋冬はキレイめ感のあるインナーとして、
少し暖かくなれば、シャツ一枚でコーディネートを作ることが出来ます。
また、色味を加えたお洒落を楽しみたいのなら「チェックシャツ」もオススメです。
「黒」や「グレー」の定番アウターに合わせれば、簡単にお洒落なカラーコーデを作ることが出来ます。
まとめ
以上が春のお洒落なアウターの全てです。
今回紹介したものであれば、どれでもお洒落なメンズファッションを作ることが出来ますが、それでも迷うのであれば、
主役として、黒やグレーの「テーラードジャケット」か「ブルゾン」を
主役且つ脇役として、ネイビーやワインレッドの「カーディガン」を持っておけば間違いありません。
また、春のメンズファッション全体について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。